国際水泳大会観戦記

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記録が期待された男子100m自由形
結果は大会記録が1つのみと低調

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飛び込み競技の模様
特に波乱もなく順当な結果に終わる

2009/5/21

世界16カ国が参加する国際水泳大会が5月2日に開幕
初日の開幕式から各競技の予選を観戦してきました

新記録の続出が期待されたこの大会。だが、全競技を通して世界新はゼロ。大会記録更新も3つのみと期待はずれに終わりました。まあ、まだ予選だったので準決勝や決勝になれば、また違った結果になるのかもしれませんが。その辺りは、明日以降に期待ということになるのでしょう。

ところで、競泳の種目には「自由形」「平泳ぎ」「背泳ぎ」「バタフライ」の4つがありますが、どれが一番速いのかをご存じでしょうか? まあ自由形(というかクロール)が一番速くて平泳ぎが一番遅いってのは、誰もが感覚的に知っていると思いますが、どれくらいの差があるのかまでは知らない人が多いと思います。ということで、暇つぶしに調べてみました。

現在の世界記録(男子)で比較した場合、50mでは自由形が時速約8.6km、平泳ぎが時速約6.7km、背泳ぎが時速約7.4km、バタフライが時速約8.0km。つまり単純に速度だけで比較した場合は、自由形(クロール)>バタフライ>背泳ぎ>平泳ぎの順となります。ただ背泳ぎの場合、飛び込まずに水中からスタートするので、その辺りを考慮する必要があるかもしれません。事実、距離が200mに伸びると、背泳ぎとバタフライの速度の差は、時速約6.38kmと時速約6.42kmと、ほとんど差が無くなります。もっと長い距離で比較すれば、もう少し正確なところが比較できるのですが、残念ながら背泳ぎとバタフライは最長で200mまでしかないんですよね。

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